太陽光発電はこの10年ほどで急速に普及してきました。そのため、太陽光発電の販売業者も年々増加しています。
しかし、そういった業者の中には、高額な費用の請求をしたり不十分な施工を行う悪徳業者も存在します。
悪徳業者を避けてしっかりと対応をしてくれる業者を選ぶには、いくつかの判断基準を知っておくことが重要です。
◇自社施工を行っているか
自社施工とは、太陽光発電の販売から工事まで、すべてを自社で行う販売形態のことです。これに対し、販売と工事を別々の会社で行う形態を、外注施工と呼びます。太陽光発電においては外注施工が一般的ではありますが、実は自社施工のほうがメリットが多いのです。
自社施工の業者は外注施工の業者よりも、強い責任感を持って工事を行うので、安心して任せられます。
また、販売会社を介さないためマージンがかからず、安い金額で施工してもらうことができます。
さらに、アフターサービスも充実しており、施工後も安心というメリットもあります。
◇説明や見積もりがしっかりしているか
プロでない限り太陽光発電に関してはわからないことが多く、疑問点は業者に質問するはずです。
その際に、質問への説明が不十分であったり、必要な情報を教えてくれない業者には注意しなければなりません。
また、渡される資料の情報量や見やすさも参考になります。資料が見やすくてある程度細かい情報を載せている業者には、安心して任せられる場合が多いです。
◇取り扱いメーカーが多いか
メーカーの取り扱いが少ない業者だと、希望に沿ったメーカーの提案が難しい場合が多く、条件に適さない設備を設置されるというリスクがあります。
複数のメーカーを比較して最適な設備を選べるよう、取り扱いメーカーの多い業者を選ぶようにしましょう。
◇施工実績が多いか
その業者の施工技術を見極めるために欠かせない判断基準が、施工実績です。
施工実績が多いほど施工技術が高い業者だと考えていいでしょう。
◇アフターフォローが十分か
太陽光発電は高い費用をかけ長期的に活用する設備ですので、施工後のアフターフォローがしっかりしており、安心して相談できる業者を選ぶべきです。
事前にメンテナンスサービスなどの確認をし、十分な説明を行ってくれる業者を見つけましょう。
◇価格が高すぎたり安すぎたりしないか
太陽光発電を導入するにあたって、やはり気になるのは価格です。もちろん、業者から提示された価格が高すぎると要注意ですが、安すぎても注意が必要です。
事前にインターネットなどで施工にかかる価格の相場を調べたり、複数の業者の見積もりを取って、提示された価格が適正かどうか見極められるようにするといいでしょう。
■こういった業者は要注意
数多くの業者の中でも、特にこういった業者には注意すべきという特徴をまとめました。
◇現場調査を行わない
施工にあたって、現場調査はしっかりとした見積もり作成に必要不可欠です。
現場調査を行わず見積もりを作成する業者には、注意が必要です。
◇見積もりに部材の価格などの詳細事項を記載しない
業者の中には、見積もりの中に部材の価格や施工の内容などの、細かい点を記載しない業者がいます。良心的な業者は細かな情報を記載してくれるので、詳細の記載されていない見積もりを提示された際には注意しましょう。
特に、「太陽光システム一式」など、大幅に省略した内容のみしか記載されていない見積もりは要注意です。
◇魅力的なことばかりを言う
太陽光発電の施工では、将来的なリスクやトラブルも考慮に入れる必要があります。そのため、安心できる業者は事前シミュレーションの際、やや厳しいシミュレーション結果を提示することが多いです。
見積もりや打ち合わせの段階で、都合の良いことや魅力的に聞こえる発言ばかりをしてリスクについてはあまり触れないような業者は、きちんとした対応をしてくれないことが多いです。
業者を選ぶ際には、単に見積金額や条件面だけをみるのではなく、シミュレーションや打ち合わせ時の対応の仕方も比較するようにしましょう。
SORAエネのお約束
『うちの屋根にはどのくらい太陽光モジュールをつけられるの？』
『蓄電池システムについて詳しく聞きたい…』
『オール電化にしたい…』
『太陽光発電・蓄電池システムって損はない？』など
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