A.蓄電池を設置することの大きなメリットは、今ある太陽光システムを、固定価格買取期間が終了した後でもできるだけ有効に使うことができる点と、停電などの非常事態に備えることができる点です。デメリットとしては、初期費用がかかることと、設置スペースが必要なことが挙げられます。
A.基本的には必要ありません。蓄電池そのものにメンテナンスモードがついていたり、メーカーによる見守りサポートがあるため、直接的なメンテンナンスなしで安心して使用することができます。
A.設置環境や機種、使い方によって変わってきますが、メーカーの保証期間内(10~15年間)は安心してお使いいただくことができます。
A.設置できる場所があれば可能です。電力の固定価格買取期間終了に伴って、これまでの「創った電気を売る」という考えから「創った電気を自分たちで使う」という自家消費の考えへと流れが変わってきて、太陽光システムを設置しているご家庭ほど蓄電池の導入を考えられています。
A.太陽光システムを設置せず、蓄電池のみの導入も可能です。電力会社からの電気を蓄電池に貯めておき、長期の停電など万一の事態に備えることが可能です。特に、小さなお子さんやお年寄りがいるご家庭は蓄電池で備えておくといざというとき安心です。近年、自然災害による大規模停電で多くの被害が報道されたことからも、災害時の備えとして注目されています。
A.メーカーによって取り付けができなかったり、保証が利かなくなってしまったりする場合がございますので、そこは注意が必要ですが、必ず合わせないといけないものではありません。メーカーにこだわらず、ご家庭の必要な容量や出力に合ったものを選ぶといいでしょう。詳しくはお気軽にご相談ください。
A.今後、再生エネルギーの普及によって電気料金は増加する傾向にあるので一概には言えませんが、基本的にできないと考えておいた方がよさそうです。金銭的に元を取るというよりも、災害などの非常時の備え・保険として検討される方が現実的といえます。
A.ハイブリッド蓄電池は、2台のパワーコンディショナ(以下、パワコン)を1台に集約したものです。パワコンとは電気を直流⇔交流に変換するシステムです。通常、太陽光システムと蓄電池のそれぞれに1台ずつパワコンが必要ですが、パワコンで変換するときに必ず「変換ロス」が生じてしまいます。太陽光システムと蓄電池にそれぞれ別のパワコンをつけるよりも、1台で両方の変換を行う方が変換ロスを少なくすることができます。
A.「押し上げ効果なし」と「シングル発電」、「押し上げ効果あり」と「ダブル発電」はそれぞれ同じ意味です。太陽光発電で余った電気のみを売電するのが「押し上げ効果なし(シングル発電)」、太陽光発電でつくった電気と蓄電池に貯めた電気の両方を売電するのが「押し上げ効果あり(ダブル発電)」です。これだけだと押し上げ効果ありのほうがおトクに聞こえるかもしれませんが、押し上げ効果ありの場合、なしの家庭と公平を期すために売電価格は低く設定されます。一般的な家庭では、現在は押し上げ効果なしが主流です。
日中の使用電力や、設置する太陽光システムや蓄電池の大きさによって一概にもどちらがおトクとは言えないので、購入・設置する前にシミュレーションをして、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
A.「全負荷型」は停電時に家中すべての電源を使うことができます。一方で「特定負荷型」はあらかじめ指定した特定の電源のみを使うことができます。全負荷型のほうが安心と思えるかもしれませんが、もちろんその分消費も早くなってしまうので、一概にどちらが優れているとは言えません。蓄電容量や家族構成、設置の目的などによって選ぶようにしましょう。
A.設置する機種や地域によっても変わってきます。詳しくはご相談ください。
A.全て同じです。屋根についているパネルのことを指しています。
A.はい、ございます。ただ、地方自治体によって有無や金額、条件等が異なります。太陽光発電の助成金は徐々に減少傾向にあるため、検討中の方はお住いの地域で助成金がもらえる場合はお早めに検討されたほうが良いでしょう。
A.基本的にはどんな屋根でも設置は可能です。ただ、面積が小さすぎる場合は必要な発電量が得られず設置するメリットが得られないケースがあります。また、屋根の形状や材質によっては補強工事が必要な場合がございます。
ご心配や、お悩みでしたら一度お見積もりをおとりになることをお勧めします。
A.一般的には少なくとも20年以上は稼働すると言われています。メーカー保証もございますので安心して設置可能です。
A.埃などの汚れは雨水で流れるようになっているので、基本的にメンテナンスは不要です(大量の鳥の糞など例外もあります)。一般的な汚れによる発電量の減少はごくわずかと言われています。発電量はモニターで随時確認できるようになっておりますので、何かお気づきのことや、心配な点がございましたらご相談いただけたらと存じます。